前回までの内容はこちら↓

起業コラム 第1回
起業コラム 第2回
起業コラム 第3回
起業コラム 第4回
起業コラム 第5回
起業コラム 第6回
起業コラム 第7回
起業コラム 第8回
起業コラム 第9回
起業コラム 第10回
起業コラム 第11回
起業コラム 第12回
起業コラム 第13回
起業コラム 第14回
起業コラム 第15回
起業コラム 第16回
起業コラム 第17回
起業コラム 第18回
起業コラム 第19回
起業コラム 第20回
起業コラム 第21回
起業コラム 第22回
起業コラム 第23回

ーーー本編は以下から

Facebookの友達募集サイトと自らの友達申請を駆使し、開始から1ヶ月を過ぎる頃には友達数は1500名を越えていた。

しかしながら、この1500名はあくまで接点が出来たというだけであってリストとしての属性はまだまだ教育、つまり以下の2つの段階を作る作業が必要だった。

1、”認識して貰いたい自分”を知ってもらうこと。つまり、ダブルスタンダード。

2、自分自身に興味を持ってもらい、実際に「コメント」や「いいね」などの”アクション”を起こさせること。

その為に取り急ぎする事は相互コメント、そして相互いいね。

コメントを頂いた方、または友達申請する・される相手とのメッセージによる交流。

人の行動には”3.5の法則”というものが存在する。

ネット・リアル関係無く、人は第三者がきっかけで行動に移すには最低でも3.5回はその相手と接触をする必要がある。

3.5回を過ぎた頃、ようやく双方に関係値、つまり信頼関係が築けてくるというわけだ。

もちろん、人間である以上その日のコンディションやメンタルも左右する為杓子定規的には図れないものの、検討外れの推論ではない。

もう一つ留意した事は、相手との関係値が築けるまでは、近づいた狙いを相手に悟られないようにすること。

人間は人である以前に動物である、動物界に於けるコミュニケーションの手段として言語より非言語でのそれの方が遥かに歴史がある事を考えると、

例え日常的に言語中心のコミュニケーションを選択する割合が多い人間だとしても、最終的には非言語による判断となる道理。

そういった非言語の部分にも留意して、相手を誘導することがアプローチ成功のコツだった。

これは、サラリーマン時代から自分の営業実績を支えた要因でもあると考えている。

そしてついに、1人目の”クライアント”を獲得するに至ったのだった。