露と落ち、露と消えにし、わが身かな。

浪速のことも、夢のまた夢

豊臣秀吉

栄華を極めた豊臣秀吉でも、最後はこの様な心境になった…。

事業は逆算で考えるが、人も産まれた瞬間から死に向かっており、

どうやって死ぬか、は永遠の命題な様に思う。

生きる事は、死ぬ為の手段だと最近つくづく感じる。

秀吉は、現代の起業家でいうコネ無し・カネ無し・実績無しの状態から日本一の企業を作ったに等しい…。

いや、実際はそれ以上。

総理大臣と皇族、時価総額日本一の東証一部上場企業CEO、経団連会長を兼任したような感じだろう。

しかし、栄枯盛衰。

これから創業する人も、既に事業をしている人も、この先、自分が向かう先…。

そして、数百年前に既に栄華を極めた先人にそれを重ね、

一度立ち止まり、感慨にふけってみてはいかがだろうか。

熱気に満ちたりたその人生も、終わってみると夢幻の如くに儚いものなのだろう。

それを先人は、歴史は教えてくれる。

未来を、形を変えて教えてくれる。

賢人は歴史から学ぶもの。

成功者が歴史好きが多いのも、未来を予測する基準を得ているからかもしれない。