ビル周辺と街のゴミ拾いを始めて早くも2週間近く経つ。

S__1589587

勿論、本業は清掃員さんでは無いので。笑

時にはゴミ拾いが出来ない日もあった。

それでも仕事の合間で少しでも時間が出来る度に外に出ている。

アポからの帰り道、もちろん火ばさみなど持ち合わせていないが火が付いたタバコを見たら自然と消してゴミ箱まで持っていっている。

偽善と言われれば偽善かもしれない。

ただ、別に誰かに褒められたい訳でもないし、自分を善人だと思ったことも無い。

親を始め、先輩方や知人には迷惑をかけることも多かったし、むしろ自分は社会の底辺の人間だと思っている。

証拠に誰よりも自分自身が一番びっくりしている。

まさか自分が街の清掃活動を率先してやるなんて夢にも思っていなかった。

賛同して手伝ってくれる仲間もいるが、別に自分は1人でもやるしやっている。

誰かに誘われて始める人間は結局続かない。

そんな人間は何人も見て来たし、人の言葉は信用出来ないのも知っている。

だからこそ結果が大事だし、行動力が評価される。

特に商売上の取引に於いては尚更。

仲が良いだの、友達だのなれ合いでやるもんじゃない。

取引というのは当然お金の流れだし、取引で信用してもらおうと思えば金払いがモノを言う。

別に拝金主義者ではないし、お金を貯める発想がそもそも無いというのは過去の記事にも書いている。

では何が言いたいのかと言うと、冒頭のゴミ拾いと同じ。

やる奴は1人でも行動するし、言われる前にやるし、そういう人間は信用出来る。

これは取引でも一緒。

好きだ、信用してくれ、大丈夫、では無くそう思って欲しければ形で示せという話。

裕福ではないにしても、金銭的には多少余裕もある。

だからお金が欲しいでは無く、信用させてくれ。

それが商売だし、取引だし、信用だし、綺麗ごとを被せるなら仲間というものだろう。

行動が伴わない、結果を出さない人間は同じステージではないだろう。

いつか10代のころ営業の先輩に言われた言葉。

上は上、横は横、下は下。

横だと思うからこそ腹が立つが、そうじゃないなら腹も立たない。

賃貸業をやり始めて分かったことは、請求書を送る前に払う小屋さんは大切にしないとということ。

金払いの早さと社会的信用と地位は比例するということ。

そういう人は払ったよ、とも言わない。

けど、払わなかった時はちゃんと謝る。

そして、この日までに払う、という期日は必ずまもる。

だから信用するし、取引をする。

過去の自分と照らし合わし、ほんと頭が下がる思いだ。

一方で、この日までに払う、と言ったのに払わん人間もいる。

そういう人間とは付き合えない。

それも学んだ。

学ぶことばかりだ。

ゴミ拾いも一緒、ゴミを拾ってると色んなことが見えて来る。

ある程度てめえに余裕が無いと他人の心配なんて出来やしない。

なんの、今まで自分自身がゴミ拾いなど奉仕活動が出来なかったのは時間的にも金銭的にも余裕がなかったからだと気付く。

もしかしたら暇つぶしなのかもしれない。

散歩のついでなのかもしれない。

日焼けがしたいだけなのかもしれない。

けど、理由はどうあれ行動に移すことが大事。

内容や理由は二の次、取引でも人間関係でもまずは行動に移すこと。

偽善でも良い、

ただ行動に移すことで現実は確かに変わる。

たった1つのゴミでも減ることが出来る。

信用を得ることが出来る。

行動に移す事。

それをどれだけ早いタイミングで出来るか。

まだ早い、やりたくない、考え直そう、大丈夫か?、などと自分で自分の足を立ち止まらせてはいけない。

何故なら、あなたの足は前に進みたがっているのだから。

誰かがやってくれるから、自分には無理だ、合わない、などと思い行動に移せない人間。

そういう人間をひっくるめて他社依存型と呼ぶが、そういう人間はいつまで経っても他人の人生を生きることになる。

自分の人生を生きることが出来ない。

何かあったら人のせい、環境のせい、自分は悪く無い。

その繰り返し。

結果、自分の課題が見付からず、いや、蓋をして成長のチャンスを逃がす。

恨み節などちょちょいのちょい。

気付いたら愚痴ばかりの人生になるだろう。

どうせ送るなら主体的に。

そして、行動的に。

自分の意思で、自分の足で、前に進んでいこう。

起業家であるなら尚の事。

好きなことしていきていこう