起業家、そしてノルマや目標を背負った営業マン。
その他、プロ意識のあるビジネスマンにとって仕事のパフォーマンスと健康状態は比例する。
特に自営業となると自分が風邪を引いて寝込もうものならその日の売上が下がる、もしくは0になる。
風邪を引いて「可哀想」と言ってもらえるのは学生の内だけ。
社会に出てから風邪を引いたら疫病者以外の何者でもないのだ。
もちろん、インフルエンザなどウイルス性のものについてのみ、周りに対する感染への配慮から欠勤することは致し方ないが。
それ以外はほぼ、例外なく自分自身の評価を下げる事になる。
自営業なら特に、頻繁に体調を崩す相手と取引なんて出来ない。
体調不良を理由にアポを反故にされたら堪ったものではないのだ。
つまり、起業家たるもの自分自身の体調管理は怠ってはいけない。
常に健康には配慮し、適度な運動を心掛ける。
経営者に筋トレ好きが多いと言われるのもプロ意識の賜物だろう。
が、しかし。
そうは言っても、だ。
人間である以上、どうしても体調が優れない日というのは有る。
もしくは「少し風邪っぽい」という状態である。
これを漢方医学では「未病」と言い、病気の一歩手前の状態を指す。
そして大事なのは、この「未病」の状態で完全な病気になる事を防ぐ手段を自分なりに所有する事なのだ。
正直、病院で処方されるステロイド剤はオススメしない。
あくまでその場を凌ぐ為の手段であり、根本的な解決にならないからだ。
オススメは、やはり漢方だろう。
滋養強壮と言う言葉があるが、病気にかかりにくい身体を作るのが一番なのだ。
転ばぬ先の杖ではないが、予防医学こそ本来の医学だと考える。
そうなってしまってからでは遅いのだ。
つまり、どれだけ早い段階で自分の不調に気付けるか。
そして、自分の身体に合った対処する手段を持ち合わせているか。
是非、内部対話(心理学用語)を身につけていただき、自分の身体と会話が出来るようになっていただきたい。
これら健康に対するリテラシーも起業家に必要なスキルではないかと思われる。
因に、私の場合のそれは「お酢」と「ニンニク」である。
穀物酢をそのままコップでがぶ飲みし、ニンニクチューブを食べ切る。
この方法で起業してから約5年間、風邪の類で仕事を休んだ事は一度も無い。
これは、何かの本で読んだ訳ではなく、内部対話をしている内に自分の身体がお酢とニンニクを求めている事に気付いた事がきっかけである。
辻褄は後で合わせるもの、と良く言うが。
なるほど確かに、お酢には肝臓機能の向上、そしてニンニクには殺菌効果がある。
くしくも、自分自身の内部対話は正しかったということだろう。
是非、皆さんも「未病」の症状に気付いた際は、「お酢」と「ニンニク」を試していただきたい。
驚く程の効果が期待出来るはずだ。
口が臭くなる事は言うまでも無いのでブレスケアは必須だが。笑