今日で終戦から71年。
約310万人の戦没者へ追悼、そして未来の平和を祈って・・・。
時代は繰り返す。
良い意味でも、悪い意味でも時代は少しずつ形を変えて螺旋の様に繰り返していく。
室町幕府、鎌倉幕府、、、江戸幕府、そして昭和、平成。
人類が遺伝子レベルで過去の過ちとその後悔を絶対に忘れず発展していけているのなら、過去の時代の変遷もきっと無かっただろう。
近代以前の時代の変遷は進化の歴史であると同時に争い、戦争の歴史でもある。
・・・。
人の脳には忘れる、という機能がある。
人は必ず、忘れる。
そして200年生きた人は、居ない。
つまり、200年以内、むしろ150年ほどで殆どの記憶寿命は無くなる。
人の存在を忘れる、忘れられる。
そして、悲しみも忘れる。
そしてまた利害を求めて争いをする。
開国までは藩が一つの国となり、藩同士で争い、開国後は島、大陸が一つの国となり地球単位で争う。
形を変えて、歴史は繰り返す。
これは、人類に寿命がある以上避けては通れないこと。
良いことも、悪いことも忘れてしまう。
そして過去の遺伝子では飽きる程繰り返してきたにも関わらず、あたかも人類が初体験するかのような、未曾有の体験としてまた争いの当事者となる。
悲しいが、これはそういうものだと捉えた上で、我々は文化的に進化していくべきだろう。
いきなり争いが0にはならないけども、その少しずつが限りなく争いが無い方向に向かって変化していくなら、この未来もきっと明るい。
全ての願いと、感情を込めて、英霊達と人類の未来へ黙祷。