おはようございます、塾長の泉です。

信長塾では連日、視察チームを組み、岐阜県内の地方自治体への視察を行っております。

昨日は信長塾視察チームで中津川の視察に行って参りました。

2027年リニア駅の建設予定地、地産品、観光資源である中山道・木曽11宿の馬籠宿に足を運び、地元企業、老舗物産店さんへの聞き取りなど。

かなり充実した視察となりました。

地方創生を目指す各地方自治体の目下の課題である観光資源の確保や企業誘致について、

中津川は中山道木曽路、木曽11宿の馬籠宿や苗木城などの観光資源を保有するだけではなく、

企業誘致についても以下の具体的な措置を講じています。

◆製造工場等の立地に係る奨励措置
①企業立地奨励金
固定資産税に対し初めて課税される固定資産税額の1/10交付(6,000万円限度)
②事業所設置奨励金
操業開始後課税される奨励対象固定資産の各年度の固定資産税及び都市計画税相当額を交付(操業開始後5年間)
③雇用促進奨励金
操業開始に伴い新たに雇用した者1人につき30万円を交付(3,000万円限度)
④インフラ整備奨励金
インフラ(道路・上下水道等)の整備に要した費用の1/2を交付(3,000万円限度)

◆企業の本社機能移転・拡充に係る奨励措置
企業の本社機能移転・拡充に対しては、上記奨励措置と合わせ、以下の奨励措置が受けられる
①固定資産税の軽減
投下固定資産に相当する固定資産税を軽減(3年間)
②事務所賃借料奨励金
本社移転に係る土地、建物の賃借料の一部を交付(60ヶ月、1,000万円限度)

◆中津川西部テクノパーク
2025年度分譲開始予定、予定敷地面積約12haリニア岐阜駅予定地より約1キロ

また、上記に加えて2027年にはリニア駅開通も予定しており、

・品川-中津川 約58分
・名古屋-中津川 約13分

という移動時間の短縮につながり、更なる発展が予想されます。

需要について賛否が分かれるリニア駅開通ではありますが、上記の奨励措置からも分かるように中津川は自治体をあげて既に地方創生に取り組んでおり、急激な経済発展を期待する材料があります。

これらを踏まえて、実際に中津川駅周辺、そして馬籠宿街道沿いにある地元企業さん、老舗和菓子屋さん、酒屋さんに直接聞き取り調査を行いリアルな”一次情報”を伺ってきました。

やはり実際に足を運んで直接目で見て、耳で聴いて、肌で感じ、味覚嗅覚で味わう情報に勝るものはありませんね!

改めて信長塾メンバーにはレポートをシェアする予定ですので、楽しみにしていてください。