今回のテーマは起業したばかりの人、起業して上手くいってない人、
そして、今現在大手企業に務めてそこそこ結果出して調子乗っちゃってる人(笑)には特に読んでもらいたい内容です。
では、本題にいきます。
自分の商売の信条の一つに筋道があります。
例えば佐藤さんと鈴木さんという経営者の方がみえたとします。
僕と佐藤さんは元々の知人、取引先関係です。
ある日、僕が佐藤さんに「○○な人を紹介して欲しい」と依頼をしたとして佐藤さんに鈴木さんを紹介してもらったとしましょうか。
そして事が上手く進み、僕と鈴木さんとの間に取引が生まれたとしましょう。
ここで肝心なのが、佐藤さんにお伺いを立てるかどうかなんです。
当たり前のことなのですが、僕が鈴木さんと出逢えたのは佐藤さんのお陰です。
なので、当然の事ながら鈴木さんとの関係性で何か進展があれば紹介元である佐藤さんに一言お伺いを立てるのが筋になります。
これは特に中小零細企業では当たり前の常識で、いちいち言う必要がない暗黙の了解というルールです。
が、しかしこのルールが分からない人、もしくは言わないと知らない人がいます。
タチが悪いのは知ってるのにルールを破る人、一度注意されたのに開き直る人。
そういう人は、こそこそと裏で取引してしまいます。
絶対にいつかバレるのに、です。
哀れです。汗
僕も今まで筋道を守らない、いわゆる飛び越え、ジャンプと呼ばれる人たちを沢山見て来ました。
で、そんな人たちの行く末は・・・。
少なくとも、今は見かけることがなくなっています。笑
筋論で下手を打って、事業が出来なくなった人も見ています。
これはサラリーマンからの独立組、もしくはサラリーマンやりながらのサイドビジネス組に多く見られます。
特に、お金に困っている人、目先のお金に走る人は必ず飛び越えします。
根っからの起業家や実家が商売をしているという、いわゆるサラブレッドタイプは遺伝子レベルで飛び越えることの怖さ、ダサさ、が分かっているので絶対にしないです。
あとヤンキー上がり、体育会系上がりも飛び越えする人は少ないです。
先輩にシメられてきたからでしょう、日本特有の素晴しい教育だと思います。
普段どれだけ仲が良くても守らなければいけないルールというのが世の中には存在します。
プライベートはどうであれ、ビジネスのモラルは大切です。
日本という島国で、様々な業種が成り立てているというのはこういった古来の風習があるからなのですね。
自分だけが儲れば良い、という人はいつか自滅します。
三方良し。
利己主義よりも利他主義が最終的には成功しますね。